今日は誰でも言われると嬉しい言葉
「ありがとう」
皆さんはこの
「ありがとう」の反対語って知っていますか?
No thank you?
それとも、ごめんなさい?
どういたしまして?
いやいや、違います。
実はこの「ありがとう」という言葉には
とっーーーーっても深い意味があったのです。
今回はこの「ありがとう」の意味について語ってみたいと思います。
ありがとうを漢字で書くと
「有難う」ですよね?
ありがたしとも読みます。
皆さんはこの意味を知っていますか?
有難しとは・・
ありがとうの語源は、形容詞「有り難し」(ありがたし)の連用形
「有り難く」(ありがたく)がウ音便化し、ありがとうとなったんです。
「有り難し」(ありがたし)は
「有ること」(ある)が
「難い」(かたい)
という意味で本来は「滅多にない」や「珍しく貴重だ」という意味を表わした。
普段の生活の中で何度「ありがとう」という言葉を皆さんは使っていますか?
その意味は有ることが難しい・・
滅多にないこと、稀なこと、つまりミラクルなことなんですよ!
何気ない日常・・・
その中でも私たちは奇跡に囲まれているのです。
この奇跡の反対は
「当然」とか「あたりまえ」になります。
私たちは、毎日起きる出来事をあたりまえだと思って過ごしている。
歩けるのがあたりまえ
目が見えるのがあたりまえ
耳が聞こえるのがあたりまえ
手足が普通に動くのがあたりまえ
毎日目が覚めるのがあたりまえ
ご飯が食べれるのがあたりまえ
息ができるのがあたりまえ
友達といつも会えるのがあたりまえ
お日様が毎朝昇るのがあたりまえ
生まれてきたのがあたりまえ
旦那さんが毎日帰ってくるのがあたりまえ
そして・・・
生きてるのがあたりまえ。
よく考えると、
毎朝おはよう!と声を掛けてくれる家族がいることも、通学、通勤途中、笑顔で挨拶を交わす人がいることも、温かい陽射しや冷たい雨、凍える雪の冷たさ、四季を感じられることも
これらすべての
「あたりまえ」は
あたりまえではないことを知って欲しい。
こんなのも見つけました。
あたりまえの日常に感謝したくなります。
あたりまえの幸せに気づかせてくれますね。
そしてこんなお話もあります、
ある夫婦のお話です。
晩酌の時、いつも無口の夫が、
「ちょっと、お酌してくれないか?」と珍しく妻に言った。
台所の片づけをしていた妻は、
「今、忙しいから自分でやって」と答えた。
夫は少し寂しそうだったが、手酌で酒をついだ。
その2~3時間後、夫は急に倒れ、救急車で病院に運ばれ帰らぬ人となってしまった。
それから、妻はなぜあの時、夫にお酌をしてあげなかったのかと、ずっと悔んだという。
あの時なぜ・・
もっと優しい言葉で、こぼれるような笑顔で、感謝の言葉で接することができなかったのか・・・
誰しも、今日と同じ日が明日も繰り返されると思う。
今日、誰かと出逢い、話し、笑い、食事をして、仕事ができる。
こんなこあたりまえだと思ってることが、本当は奇跡の連続なんだと思う。
「有ること難し」
生きて、出逢うという奇跡の連続に「ありがとう」を言わずにいられない。
日々生きていること、生かされていることに改めて感謝したくなります。
皆ひとりじゃ生きれないし、誰かに支えられて、そして自分も誰かを支えている。
それも奇跡。
そう思うと毎日がとても大切に思えてきます。
1日1日を丁寧にそして大切に過ごしたくなります。
この記事を読んでいただけるのも奇跡です。
では、心から・・
どうもありがとうございました