スピリチュアル 日記

【映画シャッターアイランド感想】心の傷はモンスターを生む 

山野麻沙子

2018年頃メンターに出会う。独りひっそりビジネス6年目。 正社員40代手取り16万円で人生が苦しかったけど今では感謝でいっぱい!そんなプチ鬱、アル中、借金でどん底な時期に奇跡的にメンターに出会い本物のマインドセット、引き寄せの法則、周波数、潜在意識の使い方を学び人生大逆転!今日も生かされていることに感謝感謝の日々です

こんにちは、山野麻沙子です。

 

あなたには何か過去のトラウマがありますか?

 

私も過去に海で溺れたことがあるので、海に入るとその時の記憶を思い出したり、

以前、交通事故で玉突き事故に遭ったことがあるので、後ろの車が気になってしまい車に乗るとその時の衝撃がふと頭によぎったりすることがあります。

これも一種のトラウマです。

 

人はその過去のトラウマによって今の現実を創りだしているとしたら・・

 

その傷は深く心に根付いて、想像以上にあなたを苦しませているのかもしれない・・

 

今回はメンターが精神世界、スピリチュアルなど全般の教養を高めるために絶対に見ておいた方がいい映画3選という事で覚醒するためのヒントが隠された映画を紹介してくださいました。

 

その中でまずは、レオナルドディカプリオ主演の「シャッターアイランド」という映画を観てみた感想を書いてみたいと思います。

 

映画のあらすじ

まずはメンターおすすめ第一位はレオナルドディカプリオ主演の「シャッターアイランド」という映画です。

簡単にあらすじを話しますと、

 

連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルドディカプリオ)とチャック・オールら捜査部隊はボストンハーバーの孤島に(シャッターアイランド)にある精神病院を訪れる。

 

この島でレイチェル・ソランドという1人の女性が、"The law of 4. who is 67?"(4の法則 67番目は誰?)という謎のメッセージを残して行方不明となった。

 

強制収容されている精神異常犯罪者たちの取り調べを進める中、その病院で行われていたマインドコントロールの事実が明らかとなる・・・

 

という内容なんですが、少し話を進めるとじつは、ディカプリオ自身も患者のひとりだった・・というもので、

 

この映画を見終わった後、自分の生きてる現実はすべて妄想でできているかもしれない・・とさえ思える内容でした。

心の傷はモンスターを生む

この映画は精神病院の医者もその患者の精神を逆なでしないように治療していく中での葛藤などを垣間見られます。

 

患者が幻覚をみて、医者がそれをどうやって信じ、それを話してもなかなか伝わらない・・

 

カウンセリングでは患者の妄想に付き合って治す、その人の言葉を否定せずに治療していくのが大切といいますが、そのことが映像で見れるとても深い内容の映画でした。

 

途中、ナーリング医師が言っていた言葉が印象的でした。

”夢” ”記憶”

”トラウマ”の語源はギリシャ語の”傷”

”夢”のドイツ語は?

Traum トラウム

心の傷はモンスターを生む、君は傷を負っていてモンスターを見ると自分を抑えられずつかみかかる。

 

トラウマって想像以上に自分を苦しめていて精神を崩壊させてしまうとても怖いものであるという事かもしれません。

 

そこで追い詰められると酷い妄想が始まりだす。

 

出会う人は自分の心の投影した人物が現れて、消したい記憶がまた思い出される。罪悪感から逃れたいと思うほど悪夢をみて、自分を善人化する妄想が現れる。

 

心の中の善人とモンスターの戦い・・

 

現実と妄想の世界を彷徨い続ける精神患者の心が描かれています。

 

これをみると人はとても弱い生き物なんだと思えます。

死にたくなる精神薬

私は過去に鬱っぽいな・・と思っていたことがありましたが、病院に行くような重度なものではなかったので薬は飲んだことはありません。

 

でも精神異常患者は医者からもらう精神薬でおかしくなってしまうのではないかとも思います。

 

すべては悪いとは言いませんが、過去に私の知り合いが重度の躁鬱病で病院から処方された薬を飲んだら「こんなの飲むくらいなら死んだ方がマシ!ってくらい落ち込むし、なんにもやる気が起きないし気分が落ちた」と言っていたのを思い出しました。

 

その薬の名前は覚えてませんが、そういうものがあるんですね。

 

彼はその薬を飲むのを止めたら前よりは回復して良くなったと言っていました。

 

この映画の中でクロルプロマジンという薬が出てきますが、これが結構強い薬なんではないかと思いました。調べてみると、

 

この薬は統合失調症の薬である抗精神病薬(antipsychotics)も中枢神経抑制剤です。ドーパミン等の神経伝達物質の働きを弱めることによって、中枢神経の興奮を抑え、鎮静化させる効果があるといいます。

 

イギリスのウエールズ大学の精神科教授、デイビッド・ヒーリーが抗精神病薬第一号のクロルプロマジンが発明される前のウェールズの精神科病院の統合失調症患者の自殺率は通常の健康人の場合と同じでしたが、クロルプロマジン等の抗精神病薬が使われる時代になると、自殺率はその20倍に激増したということでした。

 

抗精神病薬という中枢神経抑制剤を服用することで、患者の抑うつ(depression)が強まったのです。それが患者の自殺につながっているのです。

 

中枢神経抑制剤の怖さは、自律神経の働きに影響を与えて、身体を正常にコントロールできなくするということに留まりません。人間の精神の働きや感情の動きも中枢神経によって律せられています。中枢神経抑制剤を使えば身体の働きのみならず、精神や感情の働きにも影響が出てきます。そもそもそれを狙って精神治療薬が使われるわけですが、精神や感情への影響がすべてよいものであるとは限りません。往々にして好ましくない影響が出てしまうことが多いのです。

「精神科の真実」【死にたくなる薬】から引用
http://www.truthaboutpsychiatry.net/shinitakunarukusuri.html

 

あまりにも長く精神薬を投与され続けると

 

薬の副作用とその人の持つ過去の傷が増幅されて、幻影、妄想が現れはじめる

現実か妄想なのかも区別がつかず

その中で出会う人もすべて自分の心が投影した人であり、その出会いもすべて意味があって、

 

最終的に自分は何に深く傷ついていたのか、自分は何が苦しいのか、自分は何が認めたくないのか、自分は何が赦せないのかを思い出すのかもしれません。

 

人のトラウマと精神病の繋がりを考えさせられるとても深い映画でした。

 

どうもありがとうございました。

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