今回は身近に忍び寄る「経皮毒」のお話です。
皆さんは普段何で体を洗っていますか?・・
もしかしたらそれは合成界面活性剤入りの洗剤かもしれません。
製品の裏の表示成分の所をよーく見てみましょう。
合成界面活性剤は皮膚から人体に浸透侵入します
界面活性剤とは、液体・気体・固体のうち、二つの物質の界面に働きかけ、境界面の性質を変化させる物質のことなんです。
例えば本来、油と水は混ざり合わずに分離しますよね?
ところが、界面活性剤を使用することによりこの二つを均一に混ぜ合わせ安定させることができるのです。
油を溶かし、水にも
よく溶け、安い上に、少量の使用で済む利点の為、私たちの生活にも爆発的に普及しました。
シャンプーは頭皮から、食器洗いは手指から、洗濯洗剤は衣類から、私たちの皮膚をたやすくすり抜けて血管に侵入するのです。
侵入した合成洗剤は、血液を溶かし(溶血作用)皮膚組織や細胞を破壊して、肝臓や腎臓に蓄積されると言われています。
中でも恐ろしいのはシャンプーやボディソープなんですが。
浴室の高温によりさらに浸透力が高まった合成界面活性剤の原液が、お風呂でrelaxしてゆるゆる~になった毛穴の開いた私たちの皮膚にストレートに入っていくのです。
こういったもの全般を経皮毒といいます
ガンも誘発?合成界面活性剤の怖さ
本来、消化器官から吸収された物質ならば、門脈を経由して必ず肝臓を通過するので、多少なりとも肝臓の解毒システムを受けて、97%が尿の中に排泄されます。
ところが、口腔粘膜や皮膚から直接吸収された有害物質は、毛細血管を通って心臓へたどり着き、今度は心臓から全身へと広がって、さらに体内に蓄積されることになります。
女性の場合、大事な子宮にも蓄積して、アトピー性皮膚炎の子供が生まれる原因ともいわれています。
或る助産婦さんのお話では、お母さんが常時界面活性剤のシャンプーなどで体を洗っていた場合、生まれてくる子供がシャンプーの香りがするとも言われています。
また、女性用の避妊フィルムにも合成界面活性剤が使われておりその殺精子力は、50ppm(
0.005%濃度)の量ならわずか1秒で精子が死亡してしまうほどとか・・
最近では、精液中の精子数が減少したり精巣障害との関連性もされています。
さらに、これらの合成界面活性剤は体内に侵入して細胞内に入ると、遺伝子をも傷つけます。
傷ついた遺伝子を持つ細胞は、異常細胞へと分裂して、ガン組織へと発展していくと言われています。
本来、健康な体であれば、例え小さなガン細胞が発生しても白血球などの免疫力の働きにより、ガン細胞を破壊することができますが、有害物質に汚染されている体は免疫力が正常に働かないため、ガン細胞を死滅させることができなくなってしまうのです。
このため、子宮がん、卵巣がんなどの生殖器がん、
子宮内膜症、不妊症、精巣がん、前立腺がん、アレルギーなどにも関与しているとの見解もあります。
また、人体だけではなく、河川への影響も大きな問題になっています。
合成界面活性剤は分解に時間を有する上に、生物の細胞を破壊するため、河川の有機物汚染が進行し、生息する生物の受精や生態系にも多大な影響を与えているという報告もあります。
そして、それがまた私たちの体内に戻るという悪循環が繰り返されているのです。
これを知ってから私は8年前から界面活性剤の泡立つもので体を洗わなくなりましたが、
乾燥肌で粉が吹いていた足がつるつるになりました。
知人から紹介された、
合成界面活性剤不使用の万能石鹸
『ピリカレ』を使っています。
ピリカレって言葉はアイヌ語で「キレイにする」っていう意味なんです。
なんにでも使えるのでこれ一つで、水回りのものと、空気清浄もできて本当にコスパ最高です。
洗濯物もこれで洗うとふっくらするんですよね。
無香料なのであの洗剤のニオイに抵抗のある方には喜ばれてます。
水で薄めてスプレーにして部屋に撒くと空気清浄にもなります。お風呂のお湯に入れてもお湯が滑らかになりますよ。
川に流れてもメダカが喜ぶお水になります。
私は、お湯だけで汚れを流すというのをやっていた時もあります。
その時はオーガニックコットンの布良というのを使うのも良いです。
経皮毒の匂いが布良に染み込んだときに体から毒が消えた証拠なんですよ。
皮膚の常在菌を守るには適してますね。
まとめ
界面活性剤を使わなくなってから、薬局のお店などに行くと
店内のしつこい洗剤の香りが鼻について強烈なのかがわかるようになります。
そして、香りに敏感になります。
いかに石油に体が晒されているか理解しました。
毒素を体から抜いてラクぅ~にいきましょう
ありがとうございました。