今回は大好きなひまわりさんからのお話で個人的にとても心に響いたいいお話だったので、ひとりでも多くの方に伝えたいと思って書いてみました。
誰でも一度は死んだ方が楽になるかな?とか、もう死んでしまいたい!って思ったことがあると思うんです。
でもそんな時はこの言葉があなたの魂を救ってくれるかもしれません・・・
魂を救う言葉がある
11年前にある精神疾患になってしまった女性のお話なのですが、
その人は、「もう毎日死にたいという思いしか頭にないんです」と精神科医の先生に相談したところ、その精神科の先生はこうおっしゃったそうです。
「死にたいと思うことは、本当に自殺しないように心が先に自殺して、あなたを守っている証拠だよ」と・・
その女性は先生と家族のサポートがあって、今はかなり回復したそうです。
先生に言われて救われたこの言葉を同じ苦しんでいる人の役に立つかもしれない・・と思って、Twitterで投稿したところたくさんの反響があったそうです。
普段はとても元気そうに振舞っている人でも、何か心の奥底でもう死にたい・・と感じている方は実はたくさんいらっしゃると思うんですね。
心が傷つき弱っている時に、人を救う言葉がある。この先生の「人を助けたい!」という魂の奥から出た優しい言葉はギリギリ生と死の境を彷徨っていたこの女性の魂を生きていこう!という方向へ導いたんだと思うのです。
ほんと、良い先生に出会えて良かったですよね。
しかし、一方ではこんな話もあります。
魂を殺す言葉もある
これとは逆に人の魂を死に追いやる言葉もあります。
例えば、ある国会議員が「LGBTの人は子供を産めない点で生産性がない」と表現して論争になったことも記憶に新しいと思います。
この時ひまわりさんは「なんて愛のない言葉なんだろう」と思いましたとおっしゃっていました。
私もそう思いました。だってわたし自身がLGBTというマイノリティーなのですから。
きっとこの人の周りにはこのようなLGBTの人たちのようなセクシャルマイノリティーの人がいないから共感する力がないのかもしれませんが、自分の身内がもしトランスジェンダーで苦しんでいたら?などとは想像もできないのです。
私自身がこの言葉を聞いた時、本当に死んでしまいたくなったし、正直生きる意味があなたたちには無い!って言われた感じがしました。本当に魂が薄れた瞬間です。
そして人は皆いろいろな人がいていいのに、今まで差別をしてきたことが恥ずかしいことだっていう発想が全くないんですね。
「女性は子供を産む機械」と発言した、化石時代の頭の国会議員のおじいさんも昔いましたね?
このような精神をへし折り人の気持ちのわからない人間はもうほっておきましょう・・
今、生きにくさを感じて生きている魂を殺す言葉
少子化は時代の流れです。もうこれは決定していて止められません。大騒ぎすることでもないのです。
子供を産みたい人は産めばいいし、産みたくない人は産まなくてもいいんです。
それを、結婚して子供を産まない人は生産性がない!という人の精神を折る言葉を公に発言する無神経な人間こそ、一番、国会議員として生産性がないと思います。
世の中には私のようなLGBTの人だけでなく、不妊症で悩んでる方や子どもが欲しくてもなかなかできない方もたくさんいらっしゃると思います。障害を持っている方もいます。
このように今現在生きにくさを感じて一生懸命生きている、その人たちの魂を殺した時点で、その人たちの生産性を低めた時点でこの議員こそ生産性ゼロだと思うのです。言葉の重さをこの時私は身をもって体験しました。
五体不満足の乙武さんも言っています、「次は障碍者は生産性がないって言いだすのかな?誰だって障害を持って生まれる可能性があるのにね」と・・・・
人の魂を救う言葉
人の魂を殺す言葉
あなたは人の魂を救う言葉だけを耳を傾けましょう。
最後にもう一度、女性を救った精神科の先生の言葉をお伝えしますね。
「死にたいと思うことは、本当に自殺しないように心が先に自殺して、あなたを守っている証拠だよ」
では、どうもありがとうございました