現代病ともいわれるうつ病は深刻な病です。
でもこのうつ病についてはまだまだ社会の理解が必要です。
ちょっと悲しい気分になったからといって、うつになるわけじゃない・・・ほんとに??
さあ、あなたが21世紀の病、うつ病になっているかもしれないというそのサインを見ていくことにしましょう・・
常に気分が落ち込む・疲れる
嫌なことがあってちょっと気分が落ち込むと程度のことは問題はありません、私たちは何といっても人間そんな日くらいありますよね・・・
でも絶望した気持ちでベッドから何日も出たくなくなってしまったという状態に陥ってしまうとそこから先はDANGER ZONEです・・
専門家によると毎日のルーティーンは特に変わってもいないのに気力の低下が数日間も続いたり朝起きたばかりなのに疲れているということがあったりする場合あなたがうつ病になっているという体からのサインである可能性があるのだといいます。
現状をよく分析し持続する疲労感がうつ病の症状の一つであるという事を真剣に考えてみるようにしてください。
自尊心が急激に失われた
うつ病になると絶えまない疲労感によって自分は本当にダメな人間なんだ・・・という考えに苛まれることがあるかもしれません。
過去の失敗の記憶が頭の中でかまくびをもたげこれまで犯したとんでもない失敗の記憶に頭のなかが占領されてしまいます。
これらすべてが自分がダメ人間であるれっきとした証拠であるかのように思えてきます。
特に注意を必要とする深刻なうつの症状の一つが自殺願望
外には助けの手を差し伸べようとしてくれてる人たちがいることを忘れないようにしてください。
各自治体の心の電話などに相談してみることなども考えてみましょう
集中力と記憶力の低下
医師たちの見解によれば、うつ病になった人は集中力が大幅に低下します。
大切なことをうっかり忘れてしまったり人の名前や出来事を覚えることが困難になっていきます。
誰かの話を聞いたり本を読んだりするという行為は集中力を欠いた状態ではとても困難。
また何かの仕事に手を付けることも心の中の絶望感を無視するという事も出来なくなってしまった状態では何らかの決断を下すという事も難しいでしょう・・
でもこの頭の中に霧がかかったような状態というのは必ずしもうつ病の症状とは限りません。
ご紹介してるサインの中でもこのサインは自分に当てはまるのにその他のサインは自分には当てはまらないと感じる場合、原因は何か別のものである可能性があります。
睡眠の変化
生活の半分つまり睡眠パターンがもうつ病による大きな影響を受けます。これには不眠症と過眠症という2つのパターンが存在します。
うつ病を患っている場合夜しっかり寝たはずなのにまだ眠いという事が起こります。
エネルギー切れのような状態で一日中ベッドの中で過ごせそうな気分に。
もちろんお菓子を片手にドラマのエピソードを一気に見たりするようなあのベッドでゴロゴロとは違いますよ。
何をする気力もなくベッドから一歩も出ることが出来ないというアレです。
もしあなたがこのような状態であることに気づいたらこれは助けが必要であるという赤信号だということ。
体重の変化
うつ状態にあると感情はジェットコースターのように変化します。
そしてあなたの外見もまた変化するんです。
その最たるものが体重、これもまた別々の方向に変化する場合があります。急に何キロも太ったり、体重が落ちたりします。
これは過食症や拒食症と言ったもの。
感情の状態もさることながら食生活もコントロールが出来なくなってしまうんです。
専門家は自分の意思とは関係なくひと月の間に体重が5%以上の変化を起こした場合、それはうつ病のサインであるといっていいます。
何をしても楽しくない
今まであなたに喜びをもたらしてきた大好きな料理テレビゲームなどなんか楽しむ気になれない
仲が良かった一緒にいて楽しい友達と出かけるのも面倒常に退屈で疲れていて
すっと続けていた趣味をする気力も親友に会う気力もゼロ、という状態に・・
またこの影響は性生活にも及びます。深刻なうつ病の症状には性欲の低下やインポテンツというものまでがあるんです。
気分が落ち込む大きな原因がないか探してみて下さい。
無いという場合はそれがうつ病によるものである可能性がありますよ。
感情の変化が激しくなる
うつ病になっていると、自分でもよくわからないのに常に悲しく不安でイライラしてしまいます。
突然短気になったり、我慢できなくなったり、すべてのものや人間が憎くなります。
この状態が発展すると、怖いのがこれらの感情から逃れたいがために行う乱暴行為や薬物使用といったもの。
でも感情は常にこのような状態というわけではありません。
突然起こったかと思えば、次の瞬間には大泣きしていたり激しい呼吸や発汗、極端に神経質になるといった症状はうつ病に伴う不安症やパニック症候群の兆候かもしれません。
健康が次第に悪化する
感情の変化や絶え間ない絶望感は体重だけでなく、健康そのものにも悪影響を与えます。
うつ病になった人は関節や背中に突然痛みを感じるという事があります。
消化の悪化も大きな問題、原因が食べたものに無いという場合は要注意。
そしてこれらの症状は神経性の為、通常の治療では取り去ることが出来ません。
うつ病の対処をより早く行うことで、正常な健康状態を取り戻すまでの時間は短くなります。
さあ、これらのサインのうち3~4つが当てはまっている人は何らかの形のうつ病を患っている可能性があります。
基本的に当てはまるサインが多ければ多いほどうつの状態も深刻です。
また、たまたま一日気分が優れなかったという場合は安心しても構いません。
これらの症状は継続して発生している場合のみ、うつの症状であるという事を忘れないで下さいね。
うつ病の治療と予防策
では、これらのサインが実は深刻なものであったという事がわかったところでうつ病に対して行われる治療とその予防についてみていくとしましょう。
もっとも治療の効果を高めるためにあなた自身ができることというものもあります。
心理療法士のショーングローバーが提唱する、あなたの身体の3つのエリアにおいてあなたの心理状態を良くする、いくつかのステップをご紹介します。
一つ目は体、週3回は30分のワークアウトをし夜に最低7時間は寝るようにしましょう。筋トレなども効果あります。
食事には好きな食べ物を多く取り入れます。特に甘いもの自分の身体をケアすることで気分が上昇します。自分をとことん労ってあげましょう。
二つ目は精神、まるでこの世界に来たのが初めてかのように日々を過ごします。
詩を書いたり、自分の時間を過ごしたり、新しい講習を受けたり新たな経験にオープンになりましょう。自分の好きなことだけしてみて下さい。
うつ病の興味が湧かないという状態で最初の一歩を踏み出すことは難しいかもしれませんが、やればやるほど物事が楽しくなってくるはずです。
あなたの周りは機会に溢れていますよ、是非その手で掴んでください。
三つ目は魂、これもまたケアしてあげましょう。
もっともよい方法は瞑想。
その過程で自分のより深い声に気づくかもしれません。
また瞑想の後では頭の中の嫌な考えというものが洗い流されているはずです。その代わりにそこに新しい経験や知識を入れる事ができるというわけです。
うつ病予防対策も
また将来的なうつ病を予防するもいくつか存在します。
ニューイングランドジャーナルオブメディシンに掲載された研究では自然由来の物質によってうつ病を治療するという方法が紹介されていました。
これは特に季節うつに対するビタミンDと言った形で効果があるといわれています。もちろん医師との相談は絶対に行うようにしてくださいね。
また専門家は出来るだけ早く定期的に医師に会うことを勧めています。
うつ病は治る病気です
もしご自分がうつ病だということに気づいたという場合はご心配なく。
うつ病は治ります。
またそこから抜け出すというプロセスも自分のことを良く知り個性を受け入れ、人々を受け入れ世界を受け入れる助けになります。
そこまで悪くないという事がわかるでしょう?
でも自分一人で闘おうと思ってはダメですよ。
医師の助けを借りましょう。
彼らは治療のプロセスをよりつらくないものにより短いものにしてくれます。
またお友達やご家族がうつ病と闘っているという場合は肩を貸してあげてり彼らが正しい助けを得られるようにしてあげてくださいね。
自分一人で何とかできるように思えるかもしれませんが、この病気は決して軽々しく処置してはならないもので医師の診察が必要不可欠です。
まとめ
わたしの周りにも増えていますが、思うのが頑張りすぎな、優しい人がうつ病になっている・・という現状がわかりました。
身体が悲鳴を上げたんでしょうね・・・
うつは自分の生活の間違いを教えてくれたんだと感謝しましょう。
人生は怠けることも大事です。
頑張りすぎたあなたはもっと怠けていいんです。怠けてください。怠けましょう。
もっとラクぅ~にいきましょう。
ありがとうございました。