ご存知でしょうか?
気になる、
わきがや加齢臭などの体臭に効くと評判の「重曹」ですが
その中でも特に体臭効果に効果があると言われているのが「重曹風呂」です
しかし、お肌への影響や使用する上での注意点など、本当に安全なモノなのか?気になりますよね。
そこで今回は、重曹の効果やデメリット、重曹風呂作り方などについてまとめました。
重曹の効果
重曹は酸性の臭いを中和します。
体臭などの原因となる臭いのもとは、酸性もしくはアルカリ性に分かれます。
重曹は弱アルカリ性のため、汗や皮脂に含まれる『脂肪酸」や「酢酸」などの酸性の臭いを中和して、嫌なニオイを消してくれる効果があるのです。
皮脂の汚れ落とし
弱アルカリ性は、体に付着している余分な角質や皮脂などを柔らかくして洗い落としやすい状態にしてくれます。そのため、体臭の原因となる汚れの除去だけでなく、お肌をすべすべにする効果も期待できます。
スクラブ効果
重曹のサラサラした粉は、硬すぎない粒子で出来ています。さらに、水分を含むと、粒の形状が丸みを帯びるため、皮膚に負担の少ないスクラブ交換を得ることができ、古い角質などの汚れを取り除きやすくなります。
重曹風呂でさっぱり体臭対策
お風呂に重曹を入れることで、皮脂を洗い流しやすくなり、酸性の酸っぱいニオイも抑えてくれます。
お湯も柔らかくなり肌触りが良くなりますし、血行を促進してくれますので、リラックス効果や疲労臭の改善などの効果も期待できます。
重曹風呂の作り方3ステップ
1.お湯に湯をはる
体に負担のないお湯の温度は40度と言われています。
夏場は38度あたりが適温とのことです。
この温度なら重曹も充分に溶けますのでゆったり浸かるためにもお湯の温度はあまり熱くしすぎないようにしましょう。
2.重曹を入れる
お風呂に入れる重曹の量については、「大さじ1~2杯」や「ひとつかみ」などの意見がありますが、臭いの程度やお肌の敏感度によって個人差があります。
まずは大さじ1杯からはじめて、自分に合う分量を見つけていきましょう。
重曹風呂には「食用」か「入浴用」の重曹を選んでください。
料理にも使われている食用の重曹であれば口に入れても安心です。
3.よくかき混ぜてから入浴しよう
先ほどの方法であれば、重曹が溶けないという事はないはずですが、もし浴槽に重曹が溶けずに残ってしまう場合は、お湯の温度を上げるのではなく分量を調整してみましょう。
それでも、重曹風呂はちょっと面倒という方は・・・
重曹の効果を手軽に活用したい場合は「入浴剤」の使用もオススメです。
市販されている入浴剤のほとんどに重曹(炭酸水素ナトリウム)が含まれています。
入浴剤にはそのほかにも皮膚の活性化や修復作用、保湿効果があるとされる有効成分なども含まれており、さらには、炭酸ガスの成分が入っている入浴剤の場合は、気泡による皮脂や角質などの汚れの除去や、高い血行促進効果も期待できます。
重曹の注意点(デメリット)
重曹は低刺激ですが、使い続けると「肌荒れ」を引き起こす場合があります。
特に、お肌が敏感な顔部分には注意が必要です。
ネット上では、重曹による洗顔を勧めているサイトも多数ありますが、重曹のもつ研磨効果によりお肌に摩擦刺激を与えてしまう場合もあるため、敏感肌の方は重曹洗顔は避けるべきでしょう。
また、重曹風呂の継続的な使用は、肌がアルカリ性に傾きすぎて一部の最近が繁殖しやすくなり、体臭を強くする恐れもあるようです。
重曹風呂は毎日入るというよりは、本当に疲れた日の週1~2回程度が理想です。
ただ、個人差がありますので、体臭改善の効果やお肌の負担を見ながら、自分に合った濃度や頻度を探してみて下さい。
重曹で衣類の臭いもケアできる!
普段から着ている衣類は、洗濯をしても体臭の臭いが染みついている場合があります。
いくら体を清潔に保っていたとしても、衣類から嫌なニオイを発していては意味がありません。
そんな衣類の臭い消しにオススメなのが「重曹水」への浸けおきです。
バケツや洗面器にぬるま湯をはり、重曹を溶かし込みます。
その中に臭いが強くなりやすい、肌着や下着、靴下などを浸け置きすることで、皮脂の汚れや嫌なニオイをスッキリ消してくれます。
また、洗濯物に重曹を直接ふりかけ洗濯したり、重曹風呂の水を再利用するだけでも効果があります。
重曹の体臭対策まとめ
この安価に購入できる重曹は重曹風呂だけでなく、うがいや足湯、スプレーなどの活用法もあり、様々なニオイ対策に役立つアイテムです。
とはいえ、重曹は全てのニオイに万能というわけではなく、あくまで酸性のニオイに効果があり皮脂の汚れに強いという事を理解しましょう。
体臭対策では、ひとつの対策だけに偏らずに、食生活の見直しや汗の対策など、複合的に臭いを消していくことが大切ですので、それらも意識しながら「重曹」を日頃の生活に取り入れてみてはいかかでしょうか。
重曹で身体を中和しラクぅ~にいきましょう。
ありがとうございました。